山とか森とかっていうのは近くで見ると
「木を見て森を見ず」の状態になる。
でもこれを遠くから見ると
「森を見て木を見ず」の状態になる。
山の上に登って、周囲の山々を見下ろすと
それは緑一面の「山」としてまずは目に飛び込んでくるんだけど
これをじ~っと、でもぼ~っとでも眺めていると
「山」は一本一本の形の違う「木」からできてることに気がつくんだ。
山の表面のでこぼこは、その形の違う「木」をその形にせしめている「枝」や「葉」からできていて
そのことに気がつくと今までとまったく違った「山」の姿が見える。
極々当たり前の話なんだけど
ぼ~っと山を眺めながらふと思った話。
この景色を見られて良かったです。