人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top

時々思い出したように更新します
by yamanekohouse
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
プロフィール
H N:やまねこ
年齢:アラサー
誕生日:ミッキーと同じ
出身:漁港の街に吸収合併
生息地:首都圏某所
趣味:合唱&子育て
資格:ゴールド免許
    (ペーパー返上)
職業:ママ3年生








笑ッカー本部へいざゆかん。


からーさんありがとう☆



*****************


懐古できるほど偉くもないけど

私信みたいなものを兼ねて。



大学院に進学していた友達がこの4月で社会人になります。
彼女の今の心境が、まさに2年前の自分と重なって
ちょっといろいろ思い返しちゃいました。


「マリッジブルー」ってもしかしたらこういうことかな?って思うような気持ち。
学生時代が終わってしまうことの寂しさ
これから始まる新生活への尻込み
大人になることの自信のなさ
本当にこの会社でよかったのかという疑問
これから先は自分の決定に責任を持たなければいけないという重責
経済的な独立をすることへの恐れ
もちろんワクワクすることはあったけど
それ以上に漠然とした不安が多すぎて、もう毎日ブルーでブルーで。


どうしてこうも信じてもらえないかってほど誰にも信じてもらえませんが
やまねこはホントに人見知りです。
新しい人の中に飛び込むのはめちゃめちゃエネルギーを使います。
飛び込んだ世界で拒絶されるんじゃないかっていう恐怖が大きくって。


学生時代からもう4年間一人暮らしはしていたし
バイトもいろいろやって、生活費の3分の1くらいは自分で稼いでたけど
そうは言っても学費は全部親持ちだったし
病気や何かで急にお金が必要になったときは親に頼ってたし
だいたい車の免許だって親にお金出してもらってたし。
なんだかんだで結構すねかじってました。
それが家賃から生活費・服・医療費etc...
何から何まで自分でやっていかなくちゃならなくなる。
ってことは急な出費に備えて貯金だってしなきゃいけないし
新卒の給料で本当に暮らしていけるのか、不安はつきません。


いろいろ不安もあって、入社直前に会社に配属替えの希望を出してみたり。
(やんわりと断られましたが。今となってはそれでよかったと思うけど)


とにかく時間は止まってくれなくて、そんなもやもやを抱えたまま入社。
でも入っちゃってみたら、同期の子達ともそれなりに馴染めたし
配属先の人たちも案外(?)いい人が多かった。
なにより直属の先輩に恵まれて
分厚くかぶってた猫もかなり早く脱ぐことができた。


入社当時のもっぱらの悩みは「電話を取れないこと」
本当は下っ端だから一番に電話を取らなきゃいけないのに
対応できるか怖くって、どうしても手を出せないの。
同期の男の子はどんどん電話取ってるのにって
自分が遅れてるような、置いていかれているような恐怖感。
夜、彼に電話して「電話がとれないよぅ」って半泣きで訴えたりしてたっけ。


それが今となってはコール0.5秒で反射的に受話器を取るようになったし
半年くらいまで悩みだった「初めての先に電話をかけられない」っていう
人見知りに似た症状も、今じゃ全くない。
逆にしつこいくらいに電話かけて、相手を追っかけまわしてるし。





大学の勉強と無関係な仕事についたから
入社当時はとにかく周りの人が話している言葉が理解できなかった。
大体金融関係の人たちはやたらとカタカナ語を使いたがるし
ほとんど日本語とは思えないくらい、何から何まで理解できないの。
でも今じゃ7割くらいは理解できるようになって
残りの3割は理解しているフリができるようになったよ。






そんなもんだって。
大丈夫、なんとかなっちゃうもんだよ。
入社前には入社前の、1ヶ月目には1ヶ月目の、
2年目には2年目の悩みがそれぞれあるけど
少なくとも1ヶ月目には入社前の、2年目には1ヶ月目の悩みは
すっかり解消しちゃってるもんなんだよね。


3年目のスタートを目前に控えて不安や悩みがないわけじゃないけど
なんとかかんとかやっていけるでしょ、って自分に言い聞かせつつ
これから新世界に飛び込もうとしている貴方とか貴女とかの
その新世界が明るくひらけたものになっていくことを祈って。



ま、案ずるより産むが安しっていうからね。
この一言で全部片付いたんじゃないのか?
by yamanekohouse | 2005-03-23 22:36 | Work
<< 自炊アピール リコピン・ピコリン >>